「E30の反逆」第2弾、元記事2008年7月の改訂版です。
皆さん こんにちは。
デモカー復活計画「E30の反逆」、いよいよ本格的にスタートです。
今回は現状把握ということで、現在の車両状態をチェックします。
当事オーバーホールしたとは言えヤレているはず。
恐る恐るエンジンルームを開け、まずは定番ウィークポイントの水廻りから見ていくことにします。
アッパーホースからロア、ヒーターホースっと・・・
おお!!(※.喜んでませんよ)
早速ありました!!(って何が?)
サーモハウジング下部(サーモスタットが入っている部分)より水漏れ発見!!
これは対策前の部品が付いてますね~。フフフ・・・(喜んでませんよ)
エンジンオーバーホールまでやっているというのに何故?という突っ込みはさて置き、
未交換であるなら当然交換でしょ!!ってことで、交換リストに書き込みます。
更にヘッド廻りやラジエーター廻りもチェック!!
しかし・・・これが意外にも大丈夫だったので拍子抜けです。(ちょっと残念・・・)
まー、水廻りは冬眠してたからといって自然に漏れるものでも無いか・・・
さあ気を取り直して?オイル漏れをチェックしましょう!!
流石にこれは期待できるでしょう!!
何しろ1988年式のE30、1980年代の設計・製造物ですからね~。
エンジン、ミッション、デフ廻りにショックアブソーバー、マフラーと・・・
ん?・・・むむむむ無?・・・おいおい、オイル漏れ無いよ!!
んー・・・正直、ダラダラ系のオイル漏れを期待・・・じゃなくて想像していたのですが・・・。
これが意外にもオイル漏れは無く、下回りは至って綺麗な物でした。
(んー残念・・・じゃなくて、宍戸支配人やりますなぁ~って感じですかねw)
しかし、2年もの間冬眠(熊か!!)していた事には変わりないので、危なそうな所は手を入れる事にしましょう!!
危なそうなところと言わずと知れたゴム類ですね。
使用の有無に関わらず、経年劣化でも切れることがあります。
交換項目としては「タイミングベルト、Vベルト3本、インテークベローズホース」と、ゴム類としてはこんなもんでしょうかね。
そうそう、タイミングベルト交換ついでに、ウォーターポンプとサーモスタットも交換しましょう!!
これらも弱い部品ですが、タイミングベルトのテンショナーにウォーターポンプが掛かっているため、タイミングベルトと同時交換が望ましいです。
後は消耗品系の、エンジンオイル、ミッションオイル、デフオイル、ブレーキオイル、スーパープラグも交換ですね。
オイルフィルターも当然交換しますが、エアクリーナーは後で社外品を検討しようと思います。
バッテリーについては・・・今回は取り合えず充電で誤魔化しちゃいますね。
タイヤもフラットスポットが気になりますが、予算も限られているため後ほど検討と言うことで!!
ここまでやっておけば、取り合えず「車検」も大丈夫。
しばらくは、突然止まっちゃうなんて事は無いかなと。
でも、油断は禁物なんですけどね・・・。
現状把握も一通り済んだので、早速リストアップした部品を注文します。
そして待つこと数日・・・・・
きましたー!!「タイミングベルト、テンショナー、ウォーターポンプにガスケット、サーモスタットにOリング、ヘッドカバーガスケットにサーキュラープラグ(バルブクリアランスをとる為)、そして忘れてはいけないサーモハウジング」。
しめて44,772円(※.当事の価格です)なり~と、取り合えず最低限の項目に抑えました!!
これにスーパープラグ、クーラント、各オイル類を加えると部品代で約75,452円!!
んー・・・予算オーバーだな・・・
実はこの企画、1ヶ月7万円(部品代)の予算枠で考えなきゃいけないんです。
これは、「車を楽しむ上で維持費は重要」という考えから、工賃込みで1回の修理・改良・改善費を12万円以下に抑えることを想定しての事なんです。
もちろん、毎回毎回7万円の予算をフルに使うのではなく、どんな作業をするとそのくらいの費用が掛かるのか?を参考にしていただくための企画で、「自身で作業できる方」については、別の意味で車の楽しみ方を味わってもらえればと思っています。
しかし・・・予算オーバー分の5,452円をどこ削って調整しましょうかね・・・。
この問題については、次回の作業工程でじっくり検討していくことにて・・・と。
それでは、また次回にお会いしましょう。
- 投稿タグ
- E30